CECC建設不動産総合研修センターWEB講座の特徴 |
安全衛生WEB講座ご利用にあたって |
■ eラーニング(WEB講座)により行われる安全衛生教育の実施について |
当センターの安全衛生WEB講座は、対面講習会形式での教育ではなく、インターネットを用いたeラーニング形式での教育といった特性から、事業者/受講者にとって都合の良い日や時間に、教育実施/講座受講して頂くことが可能となるサービスです。
自由なタイミングで教育を実施/受講できるといったメリットがある反面、その受講事実を担保させる、といったことが重要な課題となっており、この度、令和3年1月25日に厚生労働省労働基準局安全衛生部より、「インターネット等を介したeラーニング等により行われる労働安全衛生法に基づく安全衛生教育等の実施について」と題した通達が発出されました。
「令和3年1月25日 通達」はこちら(外部サイト)。
■ 基本的な考え方および留意事項 (令和3年1月25日通達抜粋) |
● 基本的な考え方 (通達抜粋)
労働災害を防止するためには、作業に就く労働者に対し、必要な安全衛生教育等を適切に実施することが極めて重要であることから、法では、危険・有害業務に就く者に対する特別教育や職長等の現場監督者、その他事業場の安全衛生担当者等に対する安全衛生教育等を行うべきことを定めている。
近年の急速なデジタル技術の進展に伴い、e ラーニング等により安全衛生教育等を実施 することへのニーズが高まっているが、e ラーニング等により安全衛生教育等を行う場合においても、対面による方法と同等の教育効果を担保するため、安全衛生教育等の実施者は、当通達で定める事項に留意する必要がある。
● eラーニング等により安全衛生教育等を行う場合の留意事項 (通達抜粋)
eラーニング等により安全衛生教育等を行う場合であっても、法定の科目の範囲、教育時間及び講師の要件を満たした上で、教本等必要な教材を用いて行うとともに、当通達で定める事項に留意して実施すること。
当センターの安全衛生WEB講座は、当該通達において示された考え方及び留意事項に準拠させるため、下記の内容に基づき提供しています。 下記内容をご理解のうえ、利用条件等を遵守していただける方のみ、お申込み・ご受講頂けます。
安全衛生WEB講座の開講講座・お申込みはこちら。
受講事実を担保するためのシステム仕様及び審査について |
当センターの提供する安全衛生WEB講座は、当然に、法定の科目の範囲、教育時間及び講師の要件を満たした内容のものを提供しています。
受講者側における教育時間を担保するため、WEB講座再生中、講義の早送り機能は利用できない仕様としています(講義の巻戻し機能は利用できます)。加えて、倍速再生等の機能も利用できない仕様としています。
また、全受講者(お申込み単位)に対し、通信技術を用いた受講ログを取っており、教育修了証等の発行段階において、当センターの審査過程を経たうえで交付致しております。
審査において、動画の再生記録やパソコンの操作記録等に基づき受講状況の確認・評価を行います。
当センターの提供する講座において、受講者ログイン後の講座再生機能には、通信情報(視聴ログ)が常時記録される専用システムを用いています。YouTube等の動画投稿サービスを用いたものではございません。
WEBを用いた教育の実施方法とAI顔認証システム並びに第三者の証明について |
労働安全衛生教育は「事業者様」に課せられた法定義務となっております。原則として事業者様の責任の下にお申込みのうえ教育を実施して頂く必要があります。
当センターの安全衛生WEB講座を個別受講される場合において、当センターの受講システムに、AI顔認証システムを導入しております。これにより、単独受講された場合であっても受講の実施担保を確かなものとしています。企業様に限らず、個人様でもお申込み・受講して頂くことが可能です。(当センターのAI顔認証システムの詳細についてはこちらをご確認ください。)
なお、企業(法人や組織)様に限り、会議室等において複数名を一斉受講とする集合教育でのお申し込みも受付けております。この場合、AI顔認証システムの適用にはならず、事業者の責任において監督者の管理(監視)の下、教育実施して頂く必要があります。また、教育修了証等の交付を受けるにあたっては、事業者/監督者(上司/教育責任者)等、受講者以外の第三者による受講報告(証明)が必要となります。
お申込み者/受講者からの質問は、随時メールにて受け付けております。
事務局にて内容確認~講座担当部門/担当講師へ回付の後、お問合せ日から原則として3営業日(土日祝日を除く)以内に回答を返信致します。
なお、当センターでは、受講者様との履歴の記録化の目的から、受講者様とのやり取りは、すべ文書(原則メール)によって行います。
特別教育等における「実技カリキュラムが含まれる教育講座」について |
当該通達において、「実技による教育又は実地による研修が必要なものについては、講師と同一場所で対面により実施すること」が明確に規定されています。
当センターの提供する安全衛生WEB講座では「実技教育」については付録講義として提供しています。
実技教育については付録講義を参考にお申込み事業場内にて実施のうえ、教育の記録を作成・保存して頂く形となります。
なお、教育の記録の作成/保存方法についても、付録講義内にて詳しく解説しております。
当センターの安全衛生WEB講座は、「学科教育」を提供するものであり、「実技教育」については付録講義にてお申込み者様の責任の下でご実施頂く形となるため、教育修了証には、その旨が印字されます。
上記の留意事項を遵守せずにWEB講座を受講された場合や、虚偽の受講報告(誓約/証明)等を行うことにより教育修了証等の交付を受けた事実が判明した場合においては、教育修了事実は無効となり、当センターより受講者居住地の労働局等に対してその旨の通知を行うことがあります。
また、発行交付された教育修了証等を当センターへ返還して頂く必要が生じます。(この場合において、受講料の返金等には一切応じかねます。)
昨今の社会的状況下において、対面講習形式での労働安全衛生教育の実施に代えて、WEB等の通信技術を用いた非対面での教育実施の重要性は、ますます高くなってきております。
eラーニングを用いたWEB講座を正しく利用することにより、自社内で時間や場所を選ばず、的確で適切な労働安全衛生教育を実施することが出来ます。
上記留意事項を遵守のうえ、正しく適切に教育をご実施のうえ、安全作業に邁進して頂けますことを、心よりお願い申し上げます。
安全衛生WEB講座の開講講座・お申込みはこちら。